元非Macユーザーがキーボードに戸惑わないように
MacBookAirを初めて手にして、戸惑うのがキーの配置。そして、謎の記号。
Macの修飾キーのシンボル
マックのショートカットキーの説明を見るとおしゃれシンボルで説明されていることが多いです。なので、元非マック系のユーザーは、まず、このおしゃれシンボルに慣れてしまいましょう。シンボル | キー | Windowsでは |
---|---|---|
⌘ | 「command」キー | 「win」キー |
⌃ | 「control」キー | 「Ctrl」キー |
⌥ | 「option」キー | 「Alt」キー |
⇧ | 「shift」キー | 「shift」キー |
⇪ | 「capslock」キー | 「capslock」キー |
シンボルの由来
おしゃれ記号の意味が気になるところなのでgoogle先生に聞いてみたら、同じように気になる人がいるようで、色々と調べたことをわかりやすくまとめてくれているページがありました。どの記号も「へ~」と思う由来です。Mac の特殊キー記号の由来
MacBookAirに無いキー
とりあえず、以下の3つ、特に最後の「delete」は必須。無いキー | マックでのショートカット |
---|---|
Home | Command + ← |
End | Command + → |
delete(カーソルの後ろを消す) | fn + delete |
「ちょ、ちょっと、何を言っているかわからない!!」状態ですが、大丈夫。
実際にキーを打つ時には印字された文字を確認することもありません。「backspace」と書かれていようが「delete」と書かれていようが、気にする必要はありません。それより問題なのは、何も知らない状態だと、macではカーソルの右の文字が消せないじゃないか!!と思ってしまうことです。上の表の通り、fnと組み合わせればカーソルの右側を消せる事だけ覚えましょう。
キー配置の違い
macとwindowsのキー配列では、Controlキーの位置とCapsLockキーの位置がちょうど入れ替わっています。編集作業時のControlキーは、ほぼ無意識に押すことになるので、元非マックユーザーはきっと何度も何度も「はあああああああぁ??!!」となること間違いなしです。また、windowsのwinキー、altキーの並びと、macでこれに相当するCommandキー、optionキーも逆です。ただ、私の場合、windowsではあまりwinキー使わないし、altもControl程頻繁ではないので、Macの新たな操作環境では、その位置が気になる事は少ないです。ということで、元非マックユーザーは、とりあえず、Controlキーとcapsロックキーを入れ替えないと、イライラします。一方、オプションキー等の位置は一つ隣なだけなので、お好みでどうぞという感じです。
ControlキーとCapsLockキーの入れ替え
リンゴマークからシステム環境設定を選択し、システム環境設定ダイアログからキーボードをクリックします。
キーボード設定画面の右下にある「修飾キー...」をクリックすると上からポップアップメニューが現れます。
そのポップアップメニューで、Controlキーとcapsロックキーを入れ替えます。
Caps Lockを使わないなら両方Controlキーでも良いかもしれないし、CommandキーとOptionキーをWindowsキーとAltキーのように配置しなおしたい場合もこのメニューから調節できるのでお好みに合わせましょう。
Metaキー問題
次はいわゆる「Meta」キーといわれるもの。emacsの操作等で、escキーとの組み合わせは動くのに、altキーと同時押しの操作が上手くいかない時は、ターミナルの設定をすると思ってた通りに動くようになります。「iTerm2」の場合、メニューバーのiTermから、Preferencesを選択
PreferencesダイアログでProfilesを選択して、適用したいプロファイルを選んでから、Keysを選択します。そこで、下側にあるoptionキーの設定で「+Esc」のラジオボタンにチェックを入れます。
Mac付属の「ターミナル」アプリの場合もメニューバーから「環境設定」を選択して環境設定ダイアログを開き、「プロファイル」項目の「キーボード」タブに「メタキーとしてOptionキーを使用」にチェックを入れれることで同じ効果が得られます。
元非Macユーザーがキーボードに戸惑わないように
Reviewed by shunsk
on
3/04/2015
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