WindowsのVimでdeinを使ってプラグイン管理
vimのプラグイン管理で定番の「dein」をインストールしましょう。
deinのインストールを始める前に、下準備としてgit for windowsをインストールします。
インストール時の選択は、デフォルトで選択されているものをそのままOKしていけばよいです。
よくわからないままOKするのが不安な場合(英語が苦手な場合)、以下のページを一読しましょう。git for windowsのインストール時の選択肢について、丁寧な説明があります。
git for windowsをインストールすると、「Git bash」という、unixコマンドが使えるコンソールが使えるようになります。
「Git Bash」コンソールをクリックして立ち上げてみてください。
deinのインストールは、「Git Bash」コンソールを使うと簡単に出来ます。
dein公式:https://github.com/Shougo/dein.vim
上記ページで紹介されている「Quick Start」では、Unix LikeなOSの場合、次のインストール方法が使えるよと説明されているだけで、Windowsについて述べられていません。
しかし、先にインストールした「Git Bash」コンソール内では、windowsでも、Unix Likeな環境が使えるので、git for windowsをインストールしたWindowsでは同様のインストールが可能です。
まずは「Git Bash」に慣れるために、「Git Bash」を使ってディレクトリを作成し、deinのインストール場所を用意しましょう。
コマンドプロンプトから、mkdirコマンドを使ってホームディレクトリに「vimfiles」ディレクトリを作成します。次のコマンドを書き込んで実行してみましょう。
続いて、cdコマンドで「vimfiles」ディレクトリに移動し、そこに「bundles」ディレクトリを作成します。
コンソール上ではこんな感じになります。
vimfilesディレクトリとその中にbundlesディレクトリが出来ました。
deinのインストールスクリプトをダウンロードして保存します。
ホームディレクトリには他のファイルも沢山あるので、~/vimfilesディレクトリで作業しましょう。一旦、cdコマンドで~/vimfilesへ移動します。
その状態で、公式ページのQuick Startで示されている一つ目のコマンドをプロンプトに書き込みましょう。コピペでOK
lsコマンドを使うと、ディレクトリ内に「installer.sh」が保存されているのが確認できます。
いよいよインストールです。
本家「Quick Start」の項目で書かれている通り、installer.shスクリプトに、deinで管理するプラグインを入れておくディレクトリを指定します。
このディレクトリには、先ほど準備した「~/vimfiles/bundles」を指定すればOKです。
プロンプトで上記のコマンドを実行するとdeinをgithubから持ってきて、~/vimfiles/bundles以下にインストールしてくれます。
インストール時の実際のコンソールへの出力は、小さい画面だと流れているかもしれませんが、全体を見渡すと以下のようになっています。
この出力の大部分は、あなたのvimrcにこんな風な設定を付け足してくださいという、設定sampleです。但し、windowsの場合、ファイルパスの表現の仕方が異なっている部分があり、コピペだけでは上手くいきません。
sample出力をコピペして使う場合は、ファイルパスについて、「/c/」となっている部分を「C:/」に直してあげるとうまくいきます。
もしくは、次の項目を参考にして_vimrcにdeinの設定をしましょう。
最後に、dein自体のインストールが終わったら、「installer.sh」は削除しておきましょう。
上のサンプルと同等の最低限のdein設定は次の通りです。
上述の作業通りの「~/vimfiles/bundles」をプラグインのベースにしている場合、このgistを「~/_vimrc」の最初にコピペすればOKです。
また、このgistには、「vim-airline」というステータスバーをかっこよくするプラグインを使う設定が例として入れてあります。
公式:https://github.com/vim-airline/vim-airline
この並びに、つまり、dein#begin()とdein#end()の間の行で、dein#add()をつかって、使いたいプラグインを列挙して使います。
「~/_vimrc」への書き込みを完了したら(保存を忘れずに)、gvimを再起動してみましょう。
タスクバーのgvimアイコンをクリックしてもいつものような反応がないかもしれません。
これは、新しいプラグインである「vim-airline」をgithubからダウンロードしてインストールしてくれているからです。暫くすると、次のようなダイアログが出てインストールが成功した旨を知らせてくれます。
基本的には、_vimrcのcall dein#add()で入れたいプラグインを設定し、vimを再起動すれば、インストールしてくれます。
さきに、「vim-airline」プラグインを使いたい場合、次のように書きました。
つまり、上記の書き方は短縮形で、一般的な引数の書き方は以下のようになります。
また、日本語のプラグインの紹介ページでは、deinの前身である「neobundle」でのインストール方法が書かれていることが多く、だいたい、インストールは
git for windows のインストール
deinのインストールを始める前に、下準備としてgit for windowsをインストールします。
https://git-for-windows.github.io/ |
インストール時の選択は、デフォルトで選択されているものをそのままOKしていけばよいです。
よくわからないままOKするのが不安な場合(英語が苦手な場合)、以下のページを一読しましょう。git for windowsのインストール時の選択肢について、丁寧な説明があります。
git for windowsをインストールすると、「Git bash」という、unixコマンドが使えるコンソールが使えるようになります。
スタートメニューに追加された「Git Bash」他 |
「Git Bash」コンソールをクリックして立ち上げてみてください。
Git Bash |
deinのインストールは、「Git Bash」コンソールを使うと簡単に出来ます。
deinのインストール
dein公式:https://github.com/Shougo/dein.vim
上記ページで紹介されている「Quick Start」では、Unix LikeなOSの場合、次のインストール方法が使えるよと説明されているだけで、Windowsについて述べられていません。
しかし、先にインストールした「Git Bash」コンソール内では、windowsでも、Unix Likeな環境が使えるので、git for windowsをインストールしたWindowsでは同様のインストールが可能です。
インストール場所の用意
まずは「Git Bash」に慣れるために、「Git Bash」を使ってディレクトリを作成し、deinのインストール場所を用意しましょう。
コマンドプロンプトから、mkdirコマンドを使ってホームディレクトリに「vimfiles」ディレクトリを作成します。次のコマンドを書き込んで実行してみましょう。
$ mkdir ~/vimfiles
続いて、cdコマンドで「vimfiles」ディレクトリに移動し、そこに「bundles」ディレクトリを作成します。
$ cd ~/vimfiles $ mkdir bundles
コンソール上ではこんな感じになります。
ディレクトリを作成する |
vimfilesディレクトリとその中にbundlesディレクトリが出来ました。
インストールスクリプトをダウンロード
deinのインストールスクリプトをダウンロードして保存します。
ホームディレクトリには他のファイルも沢山あるので、~/vimfilesディレクトリで作業しましょう。一旦、cdコマンドで~/vimfilesへ移動します。
$ cd ~/vimfiles
その状態で、公式ページのQuick Startで示されている一つ目のコマンドをプロンプトに書き込みましょう。コピペでOK
$ curl https://raw.githubusercontent.com/Shougo/dein.vim/master/bin/installer.sh > installer.sh
installer.shがダウンロードされたところ |
deinのインストール
いよいよインストールです。
本家「Quick Start」の項目で書かれている通り、installer.shスクリプトに、deinで管理するプラグインを入れておくディレクトリを指定します。
このディレクトリには、先ほど準備した「~/vimfiles/bundles」を指定すればOKです。
$ sh ./installer.sh ~/vimfiles/bundles
プロンプトで上記のコマンドを実行するとdeinをgithubから持ってきて、~/vimfiles/bundles以下にインストールしてくれます。
インストール時の実際のコンソールへの出力は、小さい画面だと流れているかもしれませんが、全体を見渡すと以下のようになっています。
この出力の大部分は、あなたのvimrcにこんな風な設定を付け足してくださいという、設定sampleです。但し、windowsの場合、ファイルパスの表現の仕方が異なっている部分があり、コピペだけでは上手くいきません。
sample出力をコピペして使う場合は、ファイルパスについて、「/c/」となっている部分を「C:/」に直してあげるとうまくいきます。
もしくは、次の項目を参考にして_vimrcにdeinの設定をしましょう。
最後に、dein自体のインストールが終わったら、「installer.sh」は削除しておきましょう。
deinの初期設定
上のサンプルと同等の最低限のdein設定は次の通りです。
上述の作業通りの「~/vimfiles/bundles」をプラグインのベースにしている場合、このgistを「~/_vimrc」の最初にコピペすればOKです。
また、このgistには、「vim-airline」というステータスバーをかっこよくするプラグインを使う設定が例として入れてあります。
公式:https://github.com/vim-airline/vim-airline
この並びに、つまり、dein#begin()とdein#end()の間の行で、dein#add()をつかって、使いたいプラグインを列挙して使います。
「~/_vimrc」への書き込みを完了したら(保存を忘れずに)、gvimを再起動してみましょう。
タスクバーのgvimアイコンをクリックしてもいつものような反応がないかもしれません。
これは、新しいプラグインである「vim-airline」をgithubからダウンロードしてインストールしてくれているからです。暫くすると、次のようなダイアログが出てインストールが成功した旨を知らせてくれます。
基本的には、_vimrcのcall dein#add()で入れたいプラグインを設定し、vimを再起動すれば、インストールしてくれます。
dein#add()の引数の書き方
さきに、「vim-airline」プラグインを使いたい場合、次のように書きました。
call dein#add('vim-airline/vim-airline')deinのheplに寄れば、dein#add()関数へ渡す引数は、URIやローカルパスを受け付けますが、引数が、githubのユーザーネームで始まっている場合、githubからプラグインをインストールします。
つまり、上記の書き方は短縮形で、一般的な引数の書き方は以下のようになります。
call dein#add('https://github.com/vim-airline/vim-airline')ただ、あちこちで紹介されているvimの人気プラグインはほとんどgithubでも公開されているので、このように書かなくても、上で紹介した「ユーザー名/プラグイン名」の短縮形で書くことが出来るはずです。
また、日本語のプラグインの紹介ページでは、deinの前身である「neobundle」でのインストール方法が書かれていることが多く、だいたい、インストールは
NeoBundle 'tomasr/molokai'と書けばOKなどと書いてあるので、この場合は、その「ユーザー名/プラグイン名」を引数として、dein的に
call dein#add('tomasr/molokai')と読み替えればOKです。
WindowsのVimでdeinを使ってプラグイン管理
Reviewed by shunsk
on
10/24/2017
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